自然治癒力を活用して元気になるストレス解消法

朝早起きしたら新鮮な空気を思い切り吸い込み、その後ゆったりと呼吸やストレッチ等をすると、とても気持ちいいですよね^^眠っていた身体が起きて全身が活性化してきます。

“ ただ動かすだけではなく、意識を傾ける事が大事 ”

仕事中ずっと動き回っているから、家事をしているから、子育てをしているから……

どれも身体を動かしていることには変りないし大切なことですが、ただ動かすだけではなく「精神&肉体共に身体を活性させること」に意識を向けることが大切です。

常に古いものを排出し、新しいものを取り入れることを意識してみる…

「循環させる」
「活き活きさせる」

人は、誰でも「自然治癒力」を持っています。

普段伸ばさない箇所を伸ばしてみたり、深呼吸をしてみたりするだけでもめぐりは良くなります。

緊張したり不安になったとき、呼吸が浅くなっていませんか?

無意識に浅い呼吸をしていると、滞った気が身体の中に充満してしまい元気になれなくなってしまうことがあります。

前向きになれない
希望が見えない
自信を持てない

でも本当は…

元気になりたい、笑顔でいたい
明確な希望を持ち、活動的になりたい

心も本当は早く抜け出して、本来の輝きを取り戻していきいきしていたいのだと思います。

自律神経を整え、不調に打ち勝つ

自律神経は、原因を特定できないため、直接的な働きかけが難しいとされています。

ただ言えることは、何らかのストレスによりバランスを崩している状態であるということです。

いろいろな対処法が紹介されているとは思いますが、今回は「呼吸法」に目を向けて解説していきたいと思います。

深呼吸やストレッチなどを、定期的に取り入れてみるだけでも調整できますが、「継続できない」「そんな気になれない」という方は、次回「自然治癒力のパワーを活用する掃除力と内観法】」をお届けします。

*下記に受講生さんがまとめてくれた具体的な呼吸法のやりかたも掲載しています^^

腹式呼吸法で自律神経のバランスを整える

投稿者:卒業生ミッチェル

腹式呼吸でリラックス

呼吸は私たち人間が意識することなく毎日行なっているものですが、それを意識的に日常に取り入れるだけでストレスをこまめに解消できる方法の一つです。

身近で誰もが簡単に始められるので興味がある方は試してみて下さいね。

腹式呼吸法のススメ

呼吸と心の状態は密接に繋がっている

人の心の状態は呼吸と密接に関わっています。

日常のストレスで焦りや不安、イライラや怒りを感じている時等は呼吸が早く浅くなっていることが多く、女性は特に胸式呼吸(浅い呼吸)になっている人が多いです。

呼吸が浅いと体内が酸素不足となり冷え性や代謝低下に繋がります。

たくさん酸素を取り込める腹式呼吸は、健康や精神安定に良いと言われています。

ストレスなどで自律神経の働きが乱れると体調不良や心が不安定になりやすいと言われますが、呼吸は自律神経系の中で唯一自分の意志で調整できる器官です。

腹式呼吸は吐くことを目的としています。

私たちが生まれた瞬間は腹式で呼吸をしているのだそうです。だから赤ちゃんは、あれほど大きな声で泣くことが出来るのですね。

つまり生まれたばかりの私たちが教えられなくとも自然と備わっていた腹式呼吸は、本来の生命力に大きな関わりがあると言えそうです。

ゆっくりと深い呼吸を繰り返すことで副交感神経が優位に働き心の安定に繋がります。

「息」とは“自らの心”と書きますよね。息=呼吸を意識する事は、自分の心をコントロールする事に深い関わりがあることが表れています。

呼吸は “今の自分” の状態を知るバロメーター

日常の中で呼吸に意識を向けてみると、浅い、深い、穏やか等の呼吸の状態を知るバロメーターにもなります。

無理のない程度にゆったりと心地よく体内に新鮮な空気が行きわたるようなイメージでおこなうのがいいですよ♪

私たちは常に休まず呼吸をしていますが、意識的に行うことで免疫力や自然治癒力を高め病気の予防にも活用できますよね。

ストレス社会と呼ばれる現代で不安や緊張からご自分を守る一つの方法としてオススメです。

ストレスの軽減に繋がる、腹式呼吸法

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①背筋を伸ばし息をゆっくりと吐き出していきます。

(鼻でも口でもOK)お腹を出来る限りまで引っ込めるようにして息を全て吐き出します。

②吐く息がなくなったところでお腹の力を抜くと、自然と空気が入ってきます。

③鼻から吸って、お腹を膨らませるようにして息を溜めていきます。

④出来る限りゆっくりのスピードで息が途中で止まってしまわないように繰り返します。

 


ポイント

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吐くことに意識を向けて時間をかけて吐ききる、吸う時は鼻から吸う(吐く→吸うの順番)

目安は、吐く息は10秒、吸う息は5秒を目安に繰り返す

(※心地よいリズムで続けるのが大切です♪長く繰り返していると、段々と呼吸は長く深くなっていきます)

 

腹式呼吸を繰り返すと呼吸に必要な内臓の筋肉が鍛えられ、免疫力向上やマッサージ効果で血流が良くなるため身体が温かくなるのを感じられると思います。

じっくり時間が取れないという時は、職場の休憩時間や座りながらでも出来るのが呼吸法の良いところですね。就寝前に横になり行なうとリラックスし安眠に繋がります。

正しい呼吸法でストレスに強い心を育てる

心癒カウンセリングでは、呼吸法をじっくりと学べるメニューがありますが、現在は講座やプログラムを受講すると教えて頂けます。

私は以前から呼吸法に興味があったので、麗令先生考案の “センタリング呼吸法” を伝授して頂きました。

講座やワークなどでは、このセンタリング呼吸法でしっかりとグラウンディングを行ない、内側に意識を向け、心身ともに安定した状態へと導いていきます。

メンタル面が気になる方も並行されると効果的です。

人は無意識に、外側からの刺激やストレスの影響を受けることがあります。

人からの批判やどう見られているかが気になるなどで疲れてしまうのも、意識が外側に向いているため過敏に受け取ってしまうからです。

呼吸法で動きの一つ一つを身体の感覚で味わい、意識を内側に向ける(センタリングする)ことで、過敏になっていた精神を静めしっかりと地に足がついた動じない自分の軸を作っていきます。

呼吸法は、医学的な面からも心と身体への様々な影響が伝えられています。イメージングや好きな香りなどもプラスして、ゆったりと呼吸を味わう時間はストレス解消にオススメです♪