あなたは一人ではない
20代～30代のLGBTQ+当事者の方々の中には、カミングアウトに関する悩み、家族や友人との関係の悩み、差別や偏見に関する悩み、アイデンティティに関する悩みなど、様々な悩みを抱えている方が少なくありません。
でも、あなたは一人ではありません。日本には、約10人に1人の割合でLGBTQ+の方がいると言われています。あなたと同じように、自分らしさを追求しながら生きているLGBTQ+の方々はたくさんいます。
そして、私を含め、あなたを理解し、支えたいと思っている人たちもまたたくさんいます。
ここ心癒でも、さまざまな形のお悩みを数多く聴いてまいりました。
その中でも特に多かった、
◎好きな人との関係性について
◎カミングアウトのタイミング
◎自分がわからない
◎孤立、孤独感
などのお悩みを一緒に解決してきた経緯があります。
ただし、日本ではまだ同性婚が認められていないなど、LGBTQ+を取り巻く環境は決して楽ではありません。
この記事では、LGBTQ+に関する悩みに寄り添い、あなたが一歩でも前に進めるために、また解決への一歩となれるように…メッセージを届けます。
あなたらしく生きるための第一歩
1. 悩みを一人で抱え込まない
LGBTQ+に関する悩みは、誰かに話したり、相談したりすることで、気持ちが楽になることがあります。
もしあなたの周りに、家族や友人、恋人、パートナーなど、信頼できる人がいるならば、まずは身近で話せる人に、自分の気持ちを話すことからはじめてみましょう。
理解してもらえるか不安な場合は、LGBTQ+にフレンドリーなカウンセラーやLGBTQ+支援団体、相談窓口に相談してみるのもおすすめです。
2. 自分らしく生きられる社会に向けて
近年、LGBTQ+に関する理解は少しずつ深まりつつあり、日本の社会も少しずつ変化しています。
LGBTQ+に関する書籍やウェブサイト、SNSなどを活用して情報収集をしてみましょう。
自分と同じような悩みを抱えている人の体験談を読んだり、LGBTQ+に関する正しい知識を身につけることで、気持ちが楽になることがあります。自分らしく生きられる社会に向けて、一歩踏み出しましょう！
3. LGBTQ+コミュニティに参加してみよう
今あなたの周りに、あなたのことを理解してくれる仲間はいないという場合には、LGBTQ+当事者同士が集まるコミュニティに参加することで、仲間と出会い、交流することが可能です。
同じ悩みを抱えている人と話したり、自分らしさを表現できる場を見つけることで、気持ちが前向きになることがあるので、まだ一度も参加したことがないという人は一度検討してみるのもありですよ。
4. あなたの勇気が、未来を変える
あなたが声を上げ、行動することで、社会はより良い方向へと変わっていきます。あなたの勇気が、未来を変える力を持っているということも忘れないでくださいね。
LGBTQ+に関する理解を広め、誰もが自分らしく生きられる社会を実現するために、社会を変える活動に参加してみたり、パレードやイベントが好きな人は、それらに参加したり、署名活動を行ったりすることで、社会を変える力になることができます。
またその行動により自分に自信が持てたり前向きになれることもあると思います^^
あなたには、自分らしく生きられる権利があります。一人で抱え込まず、一歩踏み出すことで、きっと新しい道が開けますよ。
何か困ったことがあれば、いつでも相談してください。私たちはいつでもあなたを応援しています。
LGBTQ+に関する情報提供窓口、LGBTQ+コミュニティなど検索すれば、いろいろな情報が出てきますので、いろいろ試してみてくださいね。
LGBTQ+の方に、フレンドリーなカウンセリングルーム
心癒カウンセリング（このサイトです^^）
最後に、LGBTQ+に関しての認識を広く深めていただくためにも、概要をまとめてみました。もっと詳しく知りたい方は、検索でたくさん出てきますので、ご自身でも調べてみてくださいね。
LGBTQ+に関する基本的な知識（初心者向け）
LGBTQ+という言葉は、近年よく耳にするようになりましたが、まだ理解が追いついていないという方も多いのではないでしょうか？ここでは、LGBTQ+に関する基本的な知識を、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
LGBTQ+とは？
LGBTQ+は、Lesbian（レズビアン）、Gay（ゲイ）、Bisexual（バイセクシュアル）、Transgender（トランスジェンダー）、Queer（クィア）の頭文字を取った言葉です。
L（レズビアン）：女性同士の恋愛に惹かれる女性
G（ゲイ）：男性同士の恋愛に惹かれる男性
B（バイセクシュアル）：男性も女性も恋愛対象になる人
T（トランスジェンダー）：生まれた時に割り当てられた性別と、自分が内面的に感じる性別が違う人
Q（クィア）：伝統的な性別カテゴリーに当てはまらない人
近年では、+を追加して、さらに多様な性的指向や性自認を含むように表現されることもあります。
☘ 性的指向と性自認の違い
性的指向：恋愛や性的感情の対象となる性別
性自認：自分が内面的に感じる性別
例えば、トランスジェンダーの女性は、性的指向は男性かもしれませんが、性自認は女性です。
☘ LGBTQ+の歴史と文化
LGBTQ+の歴史は古く、古代ギリシャやローマ時代にも同性愛に関する記録が残されていますが、長い間、LGBTQ+は差別や偏見を受けてきました。
近年では、LGBTQ+の権利を求める運動が世界中で活発化しており、多くの国で同性婚が認められるようになりました。
☘ 日本のLGBTQ+に関する法律と制度
日本では、同性婚は認められていません。また、性的指向や性自認に基づく差別を禁止する法律も存在しません。
ただし、近年では、LGBTQ+に関する理解が少しずつ深まりつつあり、一部の自治体ではパートナーシップ制度を導入するなど、少しずつ変化の兆しが見え始めています。
もしコミュニティなどには、「いきなり勇気が持てない、反応が怖い」というあなた、そんなあなたを丸ごと受け止めて前に進めるようお手伝いしますので、まずはご相談下さい。お問い合わせもお気軽にどうぞ(⑅•ᴗ•⑅)
