「まわりに友達がいないわけじゃない。休日に予定が入ることもあるし、職場でも普通に会話できている。それなのに、ふとした瞬間にとてつもなく寂しさに襲われる……」
カウンセリングで相談を受けていると、そのように打ち明けてくださる方は少なくありません。
SNSを開けば、誰かと誰かが楽しそうにつながっている様子が流れてくる。グループLINEには絶えずメッセージが飛び交っている。
そんな「つながりがあふれている時代」だからこそ、私たちは、自分の心だけがぽっかりと取り残されたような、言い知れない孤独を深く感じるようになっているのではないでしょうか…
もしかしたらあなたも、その孤独感を何とかしようと、人に合わせて無理に予定を詰め込んだり、誰かに連絡をして気を紛らわせたりしてきたかもしれません。
でも、そうやって人と会えば会うほど、逆にどっと疲れてしまったり、「私って、本当は誰からも分かってもらえていないんじゃないか」という虚しさが大きくなったりしていませんでしたか?
心の隙間を埋めたくて、誰かとつながっていたはずなのに、気がつけば虚しさや後悔でいっぱいになってたり……
もし今、あなたがそんな「表面的な人間関係における気持ちの消耗」や「消えない孤独感」に悩んでいるなら……少しだけ、その向き合い方を変えてみませんか?
孤独は、一刻も早く消し去るべき「敵」ではありません。実は、あなたがあなた自身の人生に立ち戻るための、とても大切なサインなのですd(^ー^*)b♪
長年カウンセリングを続ける中で見えてきた、孤独を「味方」に変えて心がふっと軽くなるヒントを、これからお話ししていきますね。
「孤独をなくそうとするほど、心がすり減る」理由
孤独感に襲われたとき、私たちはつい焦ってスマホを手に取り、誰かとつながろうとしたり、「誰かに連絡しなきゃ」「予定を埋めなきゃ」と無理をしてしまいがちです。
でも、そうやって「寂しさを別の何かで埋め合わせよう」とすればするほど、不思議と心はどんどん空っぽになっていきます。なぜなら、それは自分の本音をごまかして、ただ「不安のフタ」をしているだけだからです。
表面的なグループの集まりに顔を出したり、誰かと当たり障りのない会話をしたりしても、家に帰ってくれば、ドッと疲れが押し寄せてくる——。それは、あなたの心が「もう無理して外とつながらなくていいよ、本当の私を見て」と悲鳴を上げているサインなのです。
孤独は自分と深く出会うための静かな時間
長年カウンセリングルームでたくさんの方のお話を聞いていると、不思議なことに気づきます。それは、「本当に心が自立していて、自分軸をしっかり持っている人」ほど、上手に一人時間を楽しみ、孤独を自分の味方につけているということです。
孤独というのは、決して「誰からも愛されていない証拠」ではありません^^
むしろ、他人の期待や世間の目をすべてシャットアウトし、「私は本当ははどう感じているんだろう?」「何が好きで、何を大切に生きたいんだっけ?」と、自分の本音に静かに耳を傾けるための、人生にとってなくてはならない「宝物のような空白期間」なのです。
孤独を敵として追い払うのではなく、「私と私が深く対話するための静かな時間」だと捉えてみる。それだけで、一人でいることへの恐怖や焦りが、ふっと和らいでいくこともあると思いますよ。
孤独を味方につけるための「心がすり減らない3つのステップ」

仕事や家事がひと段落した夜、スマホの通知を見て「あ、誰も自分に連絡をくれていない」「私ってひとりぼっちだ」とフッと寂しさが押し寄せてきてしまった。ここで慌ててSNSを開いて他人の楽しそうな投稿を見たり、誰かにLINEを送ったりして「寂しさを埋める」のを一度ストップします。

あえてスマホを遠くに置いて、温かいお茶を淹れる。ノートを開いて「あ、今私はすごく孤独を感じているな」「さみしいんだな」など、今の気持ちを実況中継のように書き出してみる。
孤独を「直視して味わう」ことで、不思議と感情のひとり歩きがスーッと落ち着いていきますよ。
カウンセリングに来られたAさん(40代)は、休みの日も予定を詰め込み、グループの集まりに顔を出しては「楽しくないのに、一人になるのが怖くて参加している」と疲弊していました。

「大勢のなかにいるのに感じる孤独」の原因は、本当の自分にフタをして愛想笑いをしているから。思い切ってその集まりを一つお休みしてみる。その代わり、本当に心が許せるたった一人の友人とゆっくり時間をかけてお茶をしたり、一人で静かに美術館に行ったりする。
「大勢との浅い繋がり」を手放し、「自分に嘘をつかなくていい狭く深い繋がり(または完全な一人の時間)」にエネルギーをシフトしていくことで、心の底から満たされる感覚を取り戻せます。
友達の楽しそうな投稿を見て急に孤独感や取り残されたような気持ちになるとき。多くの人は「自分はダメだ、人気がない」と自分を責めてしまいます。

この孤独感を「自分を責める材料」にするのではなく、「今、私は心が疲れていて、私のエネルギーが自分に向いてほしいと言っているんだな」というサインとして受け取ります。
例えば、孤独を感じたら「よく頑張ってるね、今夜は自分のためだけに好きな映画を見よう」と、一番の味方として自分を甘やかすきっかけに変えていきます♪^^
カウンセラーからのメッセージ

人生の中で、孤独感を完全にゼロにすることはできません。友達がいても、家族がいても、人は心のどこかで「自分だけの孤独」を抱えて生きているものです。
だからこそ、「孤独を感じてはいけない」「寂しさをすぐに何とかしなきゃ」と、無理に戦わなくていいのです。
今日からは、孤独を感じた自分を責める代わりに、「あ、今私はすごく頑張っていて、少し一人の時間が必要なんだな」と優しく受け止めてあげてください。
孤独を敵にするのをやめ、自分を深く知るための頼もしいパートナーとして隣に置けたとき、あなたの人間関係のモヤモヤも、生きづらさも、きっと雪解けのようにスッと軽くなっていきますよ(⑅•ᴗ•⑅)
どうしても一人ではむつかしいと感じたら…わたしはいつでもここにいますからお話聴かせてくださいね。





