言いたいことが言えない

 

こんにちは、心理カウンセラーの麗令です。

言いたいことが言えない」と悩んでいる方は想像以上に多いですね。

また、発言したけど思うように伝わらない時、「そんなつもりじゃないのに…」と、もどかしい思いをされている方もいらっしゃるでしょう。

ビジネスにおいても、大切な人へのメッセージでも、伝え方一つでその後の結果が大きく変わってしまうこともあるので、言葉は慎重に選んで使いたいものです。

 

そんな時に役に立つのが、アサーショントレーニングという技法です。

一度習得してしまえば、家族間や職場、恋人に対してなど、あらゆるシーンのコミュニケーションで活用できます。

現在、受講中の方たちも大半の方が希望されている人気のトレーニングですので、今回は、「言いたいことがうまく伝えられない」という人に向けて、ご紹介していきますね。

アサーショントレーニングは心理療法の中から生まれた技法ですが、コミュニケーションスキルを高めたい人にはとても有効な方法なので、この機会にぜひ習得して欲しいと思います。

 

言いたいことが言えない人の原因と心理

言いたいことが言えない人には、

「相手を傷つけたくない」という優しさを持った人

「自分が傷つきたくない」という自己保護意識の強い人

「どう言えばいいのかわからない」という表現がうまくできない人

など、様々なタイプがあります。

 

なかでも、深刻に悩んでストレスを溜めているのは、言いたいことがあっても「自分が傷つくのが怖くて言えない」タイプの人が多いです。

「嫌われたくない」

「どう思われるか心配」など、

相手の反応が気になって、なかなかすんなり言葉にならないこともあるかと思います。

それが相手との『反対意見』だったり、『断り文句』だったり、『周りとは違う意見』だとすれば、なおさら言いにくいですよね。

 

ところが、そんな中でも、思いついたらすぐ言葉にできたり、言いたいことをスマートに伝えることができる人は実在します。

それでいて、決して嫌われているわけでもないですし、その人の周りにはいつも人が集まっているのです。

「どうしてあの人はあんなに自分の言いたいことが言えるのに、自分は言えないんだろう…」

と考えてしまうことはありませんか?

 

 

生育歴に関係がある?

幼少期の生育歴

 

すべての人に当てはまるとは言い切れませんが、相手の顔色が気になったり、自信を持って発言できないのには、幼少期の生育歴が関係していることもあります。

 

子供の頃に、

「親がキチンと向き合って話を聞いてくれなかった」

「わがままを言うと頭ごなしに怒られた」

「言いたいことを言って恥をかいた」

「発言を否定された」

など、『言いたいのに言えない環境』や『発言したことによって、失敗をしてしまった』経験を持っていることはないでしょうか。

 

そういう経験を持っていると、

「どうせ言ってもムダだ」

「言ってもちゃんと伝わらない」

「言ったら嫌われてしまう」

という思い込みで、言いたいことを我慢して飲み込んでしまうようになります。

 

それが大人になってもすでに習慣として身についてしまっているので、職場の人間関係や恋愛などで、深刻な問題に発展してしまうことにも繋がります。

 

言いたいことがスマートに言える魔法のスキル

本当の気持ちを伝えたい

 

言いたいことが言えずに、損をしてしまったり誤解を招いた経験はないでしょうか?

大好きな人に誤解されて別れることになったり、職場での大事な場面でキチンと伝えられずトラブルを招いてしまったり…。

 

そんな人はアサーションを習得すると、相手の表情や周りの反応を気にせず、自分の伝えたいことを言えるようになります。

『空気を読まずに言いたいことを言う』ということではありませんし、もちろん相手も嫌な思いをすることはありません。

自分は言いたいことが言えてストレスにならず、相手もすんなり受け入れてもらえる伝え方があるのです。

 

「そんな魔法のような技法が本当にあるの?」

と思ってしまう人もいるかも知れませんが、その魔法を今から解き明かしていこうと思います。

 

アサーションとは?

アサーション

 

アサーション(Assertion)の語意を辞書で調べると、主張・断言・断定と載っています。

心理学用語やIT用語、ビジネス用語としても使われています。

最近よく知られるようになったアサーションとは、コミュニケーションスキルのひとつとして使われることも多いです。

広い解釈では『自分の言いたいことを言う』とも言えますが、ここでは『相手を尊重しながら、自分の本意がきちんと正しく伝わる表現をする』と解釈するとわかりやすいかもしれません。

 

ストレスフリーで自分も相手も尊重する表現力

アサーションがどんなものかは知っている方も多いかと思いますが、簡単に解説していきます。

自分の主張を伝える方法には、大きく3つのタイプに分けられます。

 

アグレッシブ(攻撃型)
思ったことや言いたいことを、相手の気持ちを考えずにそのまま口にしてしまうタイプ。

 

ノンアサーティブ(非主張型)
不満や言いたいことがあっても、言い出せず飲み込んでしまうタイプ。

 

アサーティブ(共感ありきの主張型)
伝えたいことはストレートに伝えるが、相手の気持も汲み取れるタイプ。

 

わかりやすく例を挙げてみますね。

ビジネス編

誰かにお願いしていることがあったとします。早くしてもらわないと困るのにいつまでたってもやってもらえる気配がありません。

そこであなたはどう伝えるでしょうか?

それを3つのパターンに当てはめると…

 

アグレッシブ
「この間頼んであった資料、まだできないんですか? 間に合わないので早くしてもらえませんか?」

 

ノンアサーティブ
「……」相手に嫌な顔をされたくない、言いづらいので我慢して自分でやってしまって、相手には伝えない。

 

アサーティブ
「〇〇さん、お疲れ様です!お忙しいところすみません。 この間の資料いつ頃できそうですか? そろそろ間に合わなくなりそうなので、確認させていただきました。 明後日までに仕上げてもらえると大変助かります!」

 

恋愛編

恋愛の場合で、最近忙しそうにしている彼に会えなくて寂しい。そんな時はどう伝えますか?

 

アグレッシブ
「最近忙しい忙しいって会ってくれないけど本当に仕事なの? 浮気でもしているんじゃないの?」

 

ノンアサーティブ
「……」何も聞けずに妄想だけが膨らみ、彼に対する不信感が増す。そして彼に対して不機嫌になりギクシャクする。

 

アサーティブ
「最近忙しそうだけど、元気? 時間が空いたらまたご飯でも行きたいな! もしなにかわたしできることがあったら何でも言ってね。だって少しだけでも会いたいんだもん」

 

こんなにも印象が違ってきてしまいますね。

アサーティブの表現は、我慢をするのではなく攻撃するのでもなく、自分も相手も尊重し、どちらもストレスを溜めないコミュニケーション技法としては理想となります。

ここに挙げたのはあくまで一例ですが、ご自身の環境に置き換えてイメージしてみてください。

 

活用できるアサーショントレーニングの方法

アサーショントレーニング

 

アサーションの言葉だけは聞いたことがあったり内容を知っていても、なかなか実践となるとうまくいかないという悩みもお聞きします。

実際に行なってもらうとよく分かるのですが、今まで生きてきた環境の思考習慣や言葉の癖がつい出てしまうので、いきなり試みるとうまくいかないことが多いです。

逆に実践してすぐにうまくいく人はいませんので、安心してくださいね^^

 

アサーションは非常に効果的な方法ではあるのですが、使いこなせるようになるには一定期間のトレーニングが必要です。

どんな場面でも応用できるように、いろいろなシチュエーションを設定してトレーニングしてみてくださいね。

「やっぱり無理だ、うまくいかない…」とマイナスのスパイラルにはまらないためにも、事前準備をしっかり行なってから、実践されると良いでしょう。

 

アサーショントレーニングがうまくできない人の特徴とその原因

 

実践トレーニング方法の前に

もちろん言葉も大切なのですが、じつはこの時に最も重要なのは表情(話す態度)です。

いくら穏やかな言い方をしていても、仏頂面で話しかけるより少し微笑みながら

「こうしてもらえると助かります」

「嬉しいです!ありがとうございます」

と言えたほうが断然印象は違います。

満面の笑顔でにこやかにお願いされたら、相手もそうむげに言い返したり反論したりしにくいですよね?

 

実践トレーニングの方法

それでは、実際にどのようなトレーニングなのでしょうか。

これは、コミュニケーションスキルのトレーニングなので、ひとりだけでは不可能です。

実際に人と言葉をやり取りして、相手の反応に対応できる力をつけていく必要があります。

家族や友達など気心の知れた人にお願いして、声に出して練習をしてみましょう。

 

1. 自分のタイプを知る

いろんなシチュエーションを想定して、3つのタイプでいつも自分はどの対応をしているかと知ることから始めます。

これは一人でもすぐにできることなので、ぜひやってみてくださいね。

言いたいことがうまく伝えられない人は、アグレッシブかノンアサーティブのタイプが多いので、アサーティブの表現に変えて言葉を考えていきます。

できれば、今気になっていることの状況を想定すると、やりやすいかもしれませんね。

紙に書き出してみたり、身近な人に聞いてもらってどう感じるかを教えてもらったりすると、自分のタイプがわかりやすいでしょう。

 

2. 実際に誰かと会話する

一人で言葉に出して練習を重ねることも良いですが、やはりコミュニケーションは相手の反応があってはじめて成り立つものですから、最終トレーニングは誰かに聞いてもらえるのが望ましいです。

この時のポイントは、アサーションができる方に練習相手になってもらうことです。

アグレッシブな人が相手だとあなたが傷つくかもしれませんし、ノンアサーティブな人が相手だと本当のことを教えてもらえないかもしれません。

初めはトレーニングだと分かってもらったうえで、ゆっくりでも良いのでアサーションの言い方を考えながら会話してもらいましょう。

「なるほど!今まではそう捉えられていたんだ。そういう言い方があったんだ」と目から鱗のように感じることもあるでしょう。

筋力トレーニングと同じで、習慣になるぐらい練習を積み重ねると、自分のスキルとして自然に身についてきます。

一旦体得すると、さらに応用できますのでどんどん活用してみてくださいね!

 

このトレーニングで、多くの受講生さんたちも

「言葉を発する前に少し考えるようになった」

「周りの人とのコミュニケーションが以前と変わった」

「苦手な人とも自然に話せるようになった」

「まだ後悔するけど、あとで振り返ることができるようになった」

など、様々な変化を実感されています。

 

実践あるのみ!ですよ^^

頑張ってくださいね!

 

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アサーショントレーニングがうまくできない人の特徴とその原因

 

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