カウンセリングのメリットと効果

カウンセリングを受けてみたいけれど、何から始めたらいいのか悩んでいませんか?

不安や疑念は、はじめてカウンセリングを受ける方にとって、最初に立ちはだかる壁とも言えますが、安易に受けて後悔をしてしまうぐらいなら、その迷いは必要な過程であると言えます。

中には、過去のカウンセリングで辛い思いをしてしまった…という経験があるかもしれません。ですが、その経験により後の選択肢で慎重になることができたり、失敗を回避できるということに繋がったならその経験も活きてきますよね。

この記事では、『カウンセリングのメリットと効果的な活用法』をお伝えし、あなたの迷いを解決へ導きます。またカウンセリングが適しているかどうかを見極め、過去の苦い経験を活かす方法についてもお話ししていきたいと思います。

カウンセリングを受けるメリット

『カウンセリング』とは、悩みを抱える人に対して、カウンセラーが対話や心理療法などを通じて傾聴やサポートを施していくことをいいます。

人生や仕事、人間関係などで自分の感情や思考に振り回されてしまったり、心の中でモヤモヤが絶えない…というような悩みは誰にでも経験があることではないでしょうか。

今回は、そんな悩みをスッキリ解決へ導くために、まずはカウンセリングを受けるメリットについて簡潔にまとめました。

1.悩みの整理と理解
カウンセリングでは、カウンセラーが傾聴や質問を通して、相談者の悩みを整理し、理解を深めていきます。自分の悩みを言葉にして、客観的に見つめることで、問題の本質が見えてきます。

2.ストレスの軽減
カウンセリングでは、カウンセラーが相談者のストレスの原因を探り出し、対処方法を一緒に考えます。カウンセラーとの対話を通じてストレスの原因を理解し、適切な対処方法(コーピング方法等)を実践することで心身ともに楽になることが可能です。

3.自己成長の促進
カウンセリングでは、カウンセラーが相談者の強みや可能性を引き出すサポートを行ないます。自分の強みや可能性に気づき、それを活かして自分らしく生きていくことができるように促します。

4. 新しい視点の獲得
カウンセリングにより新しい視点のヒントが得られるので、違う角度から問題を見ることで解決策が見つかりやすくなります。

5. 人間関係の向上
カウンセリングを通じて、コミュニケーションスキルや対人関係の向上が期待できます。自分自身や他人を理解しやすくなり、良好な関係を築く手助けになります。

6. 目標の設定
なりたい自分への目標設定をサポート。あいまいな目標を具体的なステップに細分化し達成可能なプロセスを支援します。

7. 心の健康維持
カウンセリングは心の健康を維持する手段として効果的です。心の問題に早期に対処することで、将来的に深刻な心の健康問題を予防することが可能です。

8. 自分の人生に責任を持つ力
カウンセリングは自分の人生に責任を持つ力を高めたり、過去の出来事や他人に左右されず、自らの選択に向き合うスキルを養えます。

9. QOLの向上
カウンセリングを通じて、充実した質の高い生活を築く手助けが得られたり、心理的な健康が向上することで、日常生活においてもポジティブな変化が期待できます。

カウンセリングの効果的な活用法

カウンセリングを効果的に活用するためには、まず最初に自分の悩みや問題に正直に向き合うことが大切です。セッションでは、遠慮せずにカウンセラーに素直な気持ちを伝えましょう!

下記の項目をしっかり意識した上で、カウンセリングを受けると効果を期待できますよ^^以前に効果が得られなかったという場合は、是非参考にしてみてくださいね!

1. ゴールを明確にする
カウンセリングを始める前に、今後達成したいこと、具体的な目標を明確にしておく。目標が明確になっていないと、カウンセリングの効果を最大限に引き出すことができません。

2.オープンなコミュニケーションを心がける
カウンセラーに対して、自分の悩みや気持ちを隠さずに伝えることが大切です。カウンセラーは、相談者の話に耳を傾け、理解しようと努めてくれますが、正直な気持ちを自ら共有することで、はじめて本当の解決につながります。

3.積極的に取り組む
必要に応じて出された宿題や提案に積極的に取り組むことが大切です。カウンセラーのアドバイスを実行することで、悩みの解決や自己成長につながりやすくなり、セッションの効果を最大限に引き出すことができます。

☘カウンセリングは一度のセッションで解決するものではありません。問題の根本に迫り、解決策を見つけるにはある程度の継続が必要です。

更にセッションで学んだことを日常生活に実践することで効果を高めます。専門的なアドバイスを受けても、実行しなければ効果を実感しにくいので頑張って行動を起こしてくださいね^^

新しい視点やスキルを取り入れ、変化を実感するためにも行動を忘れないでくださいね!

☘先述のように、カウンセリングはある程度継続することが望ましいですが、ベースに解決能力を備えている…という人は必要な時だけ利用するのもOKです。

悩みから抜けだすのに時間がかかりすぎてると感じていて「その時間がもったいない、早く楽になりたい」という場合は、思い切ってその時だけ専門家の力を借りてしまうという活用法もあるということですね。

過去の経験を今後のカウンセリングに活かす方法

過去に嫌な思い出や辛い経験があるとなかなか積極的にカウンセリングを受けようと思えないですよね。過去の経験から気持ちが乗らないときに無理は禁物ですが、それでもカウンセリングは受けてみたいと思う人に参考になればと思いまとめています。

◉過去の経験を学びに変え、成長の一環と捉える
過去の経験が不快なものであったとしても、その経験を学びに変え、成長の一環と捉えてみましょう。過去の経験から学んだことを活かして、より良いカウンセリングを受けられるようにしましょう。

◉信頼できるカウンセラーを見つける
過去の経験から学び、信頼できる専門家を “慎重” に見つけることで安心できるセッションに繋がります。事前に過去の辛い経験やその時の感情を伝える事により、カウンセラーも適切なアプローチがしやすくなります。
なにより相性は非常に重要なので、カウンセラーとの相性が合わないと感じたら、遠慮なく他のカウンセラーを探しましょう。

◉カウンセリングのゴールを明確にする
何に焦点を当て、どのような変化を望むのかをカウンセラーと共有することで具体的なサポートが得やすくなります。

ゴールが明確になっていないと同じような失敗をしてしまうかもしれません。カウンセリングはただ受けるだけでなく、日常的な自己ケアも並行して行い、心身の健康を保つのが望ましいです。

これらの方法を活かすことで、過去の苦い経験からの学びをポジティブな形に変え、今後のカウンセリングをより有意義に進めることもできるかもしれませんよd(^ー^*)b♪

ストレスの解放で心を軽くする

深刻な悩みであるほどに、その内容に適した『正しい対処法』が必要となってきます。

カウンセリングは、悩みを解決するための有効な手段の一つです。「こんなこと絶対誰にも言えない!」という悩みでも、思い切って言葉に出してみることで、違った見方が発見できれば解決できることもあります。

嬉しい事はつい人に話したくなりますが、「辛いことや悲しいこと」を口にするのは勇気がいりますよね?ただ誰にも言えずに不安や悩みをずっと溜め込んでいるとストレスは溜まっていく一方です。

今あなたが抱えている悩みが、解決するべきものであるなら、やはり勇気を持って一歩踏み出してほしいと思います。

疲れてくると「この選択は正しいの?間違っているの?」ということすら、わからなくなってしまいますよね。そんな時に悩みや迷いを全部吐き出してひとつひとつ整理していくと、暗闇から光が差し込んでくることもあるのです。

どうしても人に話せない時は、紙に書きだして客観視する方法もあります。自己判断にはなりますが、書き出すことで冷静に見れるので「今何をすればいいか」がわかるだけでも行動が起こしやすくなります。

自分でしっかりと立っていて周りも見えている時は良いですが、弱ってしまった時は、思い切って誰かに相談しアドバイスをもらうことをおすすめします。

先に進めない時に「ここに次のステップがありますよ」「それでいいですよ!」と指し示してもらえたら安心ですよね^^

時には、誰かに頼ったり認めてもらったり、抑え込んでいた気持ちを解放してあげていいんですよ。

あなたの悩みが一日も早く解決できますように…*˘ ˘*