コラージュ未来

「自分の気持ちを言葉で表現するのが苦手」

「つらくても本当の気持ちに気付けず、ストレスを溜め込んでしまう」

そんなモヤモヤした感情や言葉にはできない苦しさを解放したり、無意識の深層心理を知るきっかけが欲しい時に使われるのがコラージュ療法です。

こんにちは、心理カウンセラーの麗令です。
本日はコラージュ療法について書いていきたいと思います。

コラージュ(collage)の語源は、フランスから来ている言葉で『糊付け』を意味しており、心理療法のひとつとして用いられています。

コラージュ療法を何度も繰り返し行なっていくことで、自己分析が出来るようになり心を解放する方法が身について来ることがあります。

まずは、思い込みを外して正しく自分の状況を知ること、それを解放していくための手順を知ることです。

本日は、コラージュ療法のやり方や解釈の方法とその効果についてまとめてみました。

*長文になってしまうので、コラージュ療法の語源や由来等の詳細は割愛させていただきます。本やネットで検索すればたくさん出てきますので、ご興味ある方は調べてみてくださいね^^

コラージュ療法と箱庭療法の違い

コラージュ療法はアートセラピーのひとつで、非言語的コミュニケーションという言葉にできない気持ちの表現をする時、潜在的な心の分析や心理的療法などにも使われています。

趣旨は箱庭療法と似ていますが、個人的に取り組みやすさはコラージュがおすすめです。

心の赴くままに自由に表現ができるので、大人でも童心に返ったり、心身のリラクゼーション効果も期待できます。

箱庭療法とは
砂の入った箱の中にぬいぐるみや色々な形状のミニチュアを自由に並べて表現をしたり、ストーリーを作ったりしながら行う心理療法です。

 

コラージュ療法と箱庭療法の違い
箱庭療法はその都度作り直せるので繰り返して何度でも行えますが、写真や映像のような形としてしか作品が残りません。

コラージュは使用した写真や絵は一度しか使えませんが、身近なもので新しい材料を自由に用いて作成すれば作品を残せるので、その当時の心情や振り返りが可能です。

コラージュの特徴とメリット
比較的簡単で、画用紙に好きな写真や布を貼り付けるだけで作れます。 箱庭療法のように箱や枠組みを用意する必要もなく、手軽にいつでも取り組めるのがメリットです。

こころの内面を自ら振り返る『自己表現』が可能となるので、作品を通して抱えている不安や悩み、問題点を理解し解放へ導くことができます。

コラージュの具体的なやり方

コラージュのつくり方
コラージュ

画用紙・ハサミ・ノリを用意してください。

材料は身近にあるもので大丈夫です。

雑誌や旅行のパンフレットやチラシの他にも、オシャレな布やボタンやコサージュなども、使い方によってはより表現がしやすくなるかもしれません。

基本は貼り付けられるものなら、あらゆる性質の素材が組み合わせ可能です。

ふと目に止まったものや気になるもの、好きなものを台紙の上に自由に貼っていくだけです。

制限はないので思い切り自由に表現してみましょう^^

 

コラージュは老若男女に関係なく取り組めます。

無心に作成していると、なんだかスッキリしてこころが少し軽くなったように感じる方もいらっしゃると思います。

それは、言葉にはできなかった心の中の声や、無意識に心の内に秘めていた想いを解放しているからですね^^

作った作品を視て自分を知る
自分でもその作品の解釈や自己分析ができるようになると様々な活用が可能になります。

分析とはいっても、なにかを決めつけるものではありません。

「もしかして、今はこういう心境なのかもしれない…」

「一見違う写真のはずが、同じ意味合いのものばかり選んでいた…」

というように、無意識の部分だったり本当の気持ちを確認しながら深層心理に気づいていく、というスタンスで行なってください。

作った作品を客観的に視て、自分の心理を知ることができるのがコラージュの良いところです。

もしかすると自分でも知らなかった自分と出会えるかもしれませんね。

さらに興味深いのは、心の状態によってみえ方や感じ方が変わりますので、何日か経ってからまた視てみてると前とは違う気づきを得られることもありますよ^^

コラージュの解釈と自己分析

コラージュ希望

ここからは、少し専門的なやり方をお教えしますね^^

コラージュを作っただけではあまりピンとこない時は、

「この作品にタイトルを付けるとしたら?」

「ぱっと見た瞬間、どんな印象を受ける?」

「どの写真が一番気になるかな?」

「なぜ、これを選んだのだろう?」

「自分はどこにいるのだろう?」

最後に全体を見て、「明るい?」「輝いている?」「なんとなく寂しい?」「重たい?」などを感じてみてください。

暖色系・寒色系・かたい・やわらかい・貼る位置や向き・切り方貼り方・偏り、とかも見ていくと良いでしょう。

感じたイメージは、そのまま心の状態を表していることが多いからです。

思い込みや決めつけではなく、なるべくこの作品を作った自分を客観的に眺めている感覚で、視るようにしてみて下さい。

目に止まったものを手に取り、切り抜き、貼り付ける…そしてその感覚に気付けたら、あとは『すべて受け止めて認めて』あげてください。

「いま私はこんな想いや願望があるのかな?」

「こんなにも求めていたんだな」

または「拒絶していたんだな」など…

いろいろな感情が溢れてきますが、例えそれが嬉しくても、感動しても、涙がこぼれても、その時にカタルシス効果という心の浄化作用が生まれています。

他人の視点で気づくこともある
コラージュは一人でもできますが、友達やグループでシェアしても、また違う発見があると思います。

その時の注意点は決めつけたり否定的な発言は控えることです。 それぞれが自分のも相手のも良いところに目を向けて、伝えてあげるようにしましょう。

人それぞれに価値観は同じではないため、上手くいかないこともあります。

認めて欲しい点を言ってもらえなかったり、反対意見に取られてしまったりすることもあるかもしれませんが、それを含めて表現力やコミュニケーションの力となっていくのです。

それがどうしても苦手だという人は、専門家やカウンセラーと一緒に解釈と分析を行ってください。

心癒カウンセリングでも決めつけることなく、こころの中に眠る無意識の解放をお手伝いします。 一度体験してから、ご自分でもそれができるようになるのが理想ですね。

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カウンセリング申し込み

初回カウンセリングでコラージュ療法を希望される方は、申込みの際にその旨を伝えてください。一緒に今の心の状態をみていきましょう^^ 写真を添付していただければオンラインでも可能です。

コラージュ講座で学べること

ここからは、自分で行なうコラージュではなく、人のために解釈や分析が出来るよう知識を得たい方に向けてまとめています。

心理学講座やカウンセラー養成スクールなどに通うと、コラージュ講座を受講できるところはたくさんあります。

講座内容は主に、
『コラージュとはなにか?』
『由来や作り方』
『自己分析としての考え方』
を教えてくれますし、グループワークでお互いの作品をシェアしたりするところもあります。

分析のやり方や考え方は、参加した方の作品を事例に、
「この作品はこんな感じで作られたのではないか?」
「こういう心理はここに現れやすい…」
といったことを教えてくれるようです。

ただ問題は、コラージュの講座を受けただけで、いきなり思い通りのコラージュ療法ができるようになれるわけではありません。

カウンセリングを受ける方はもちろんのこと、なかにはまだ経験の少ないカウンセラーさんで、「簡単でも良いから自分や他人を分析できたら…」と希望される方も少なくありません。

人には一人一人の個性があり同じものはありませんから、作品が変われば分析の仕方も多方面からのアプローチが必要となりますので、実体験という経験が必要です。

分析される側のご本人が「そうそう」と納得して落とし込めるようになってからでないと、他の人が作ったコラージュを読み取ることは難しいと思います。

しっかりとした分析ができるようになるには、それなりの経験と実績を積むのが一番です。

現在カウンセラーのお仕事をされている方で、傾聴やセラピーが苦手、コラージュ療法に自信が持てないという方は、ちょっとしたコツを講座内でお伝えしています。

現在受講中の方は講座内で一緒に取り組んでいきますので、遠慮なくどんどん質問してくださいね^^
カウンセラーの独立開業や在宅カウンセラー希望の方は、女性の夢・達成塾でも講座を行なっています。

コラージュを活用したさまざまな使い方

コラージュ

心癒カウンセリングではコラージュを作って『自己実現のビジョンを明確にするために活用』したり、『内観やセラピー効果を期待』したりと様々な活用法を行っています。

一般的にコラージュを読み解く方法としては、右側が未来、左側が過去、上は精神性、下は身体的などと説かれていますが、心癒カウンセリングではそれだけにこだわらず、自由な発想の中で独自の読み解きを行なっています。

なぜなら、作る人がコラージュに興味があり分析の仕方を知っていると、こっちは未来だからこれを貼って、こっちは過去だからあれを貼って、というような意識がはたらいてしまうことになります。

先入観にとらわれてしまうとそこに意識がいってしまって、現状の心のなかにある本当の心理が正しく表現されなくなるからです。

心理テストも答えを知っていると、正しく心理状態が現れないのと同じことですね。

心癒しんゆカウンセリングでは心理療法として扱いますが、講座ではもっと気軽に活用することが多いです。

型にはまった枠にとらわれずもっと自由に表現した中で、今ある心の状態や願望、希望の光を見出すことのほうがもっと意味があると考えているからです。

深く考えずに好きなものを選んで貼り付けているだけで、なんだかワクワクして楽しくなってくるので、作り手のセラピー効果も期待できます。

「これにはどういう意味があるんだろう?」
「なぜこれを選んだのだろう?」

…と難しく考えることよりも、好きなものや色を見つけて、写真でも布でもなんでもペタペタ貼っている行為そのものが、無意識に心の開放に繋がり、こころが軽くなっていることもあるのではないかと思います。

コラージュの良いところは作っている時も楽しめますし、作った後も出来上がったのもを視てその時の深層心理を伺い知ることができることです。

作品を残しておいてクライアントさんと一緒に視ると、成長や変化がよく分かりますので振り返りの教材に使用することもできます。

クライアントさんから頂いた体験談です。コラージュは最下部にあります。

カウンセリング体験 (自己肯定、過食、気づき、コラージュ療法)

コラージュを上手に活用する
上にも書きましたが、心理学は占いではないので「あなたはこうですね!」と言い切ったり、決めつけるものではありません。

アクティブリスニングや傾聴を交えて掘り下げていくうちに、
・自分でも気づかなかった本当の気持
・行く手を阻んでいた本当の理由
・本当にやりたいこと

が明確になってくるものだと思います^^

それが、押しつけでも思い込みでもない『本当の気づき』を得られた瞬間です。

本当の気づきを何度か経験していくと、自分でも感覚がつかめてくるようになってきます。

カウンセラーデビューを目指している人だけでなく、日常のコミュニケーション心理学を学んでいる人、職場の人間関係改善を目指している人も「今の状態はこうなのかもしれない」といった自己分析が自然と身についてきます

納得がいく自己分析ができるようになることで、自信に繋がります。

そして自分のことが何となくでも分かるようになってくると、身近な人にも多少のアドバイスができるようになっていきます。

見えないものを形にするから、ビジョンが明確になり夢を現実に変えやすい

 

心癒しんゆカウンセリングでは心理学を学んでいるつもりではないのに、コラージュを使ったカウンセリングを受けているだけで、自然と身につく方もいらっしゃいます。

クライアントさんのなかには一度コラージュを体験すると、自分でいろいろなテーマのコラージュを作ってきて「自分で自己分析したのですが…合ってますか?」と確認しに来てくれる方もいます^^

心理学を知ると事前に問題を回避できたり、失敗の原因に自ら気づけるようになるので、嫌な失敗を繰り返さなくなります。

自己肯定感が高まり自信につながるので、選択肢にあまり迷わなくなったりする方が多いです^^

カウンセラーになりたい人だけではなく、職場の人間関係やママ友との関係性、彼やご主人との関係修復に心理学を学びに来られる人は年々増えています。

プライベートのコミュニケーションにもビジネスにも言えることですが、心理学の心得があると全てにおいて潤滑に進んでいくことも可能なので、いろいろな場面で活用できると思います。

先にも述べましたが、占いのようにすぐにスパッと答えが出ないのが心理学です。

パターンを知り他人の言動を心理学で分析するだけでなく、「自分の心理を分析出来るようになり精神的に安定したい」と希望される方が増えています。

コラージュも心理学も、知らなかった自分に出会い驚くだけでなく、ご自身が「なるほど、そうだったのか」と納得し、腑に落ちた時にこそ面白さがあるのかも知れません。まさに心理学の神髄ですね^^

コラージュ講座を受ける時の注意点

コラージュ療法に関する本をしっかり読み込んだり、勉強して自己分析ができるようになるのも良いですが、一番近道でわかりやすいのは、まず自分の作ったコラージュを誰かに分析してしてもらい、傾向や分析方法を教えてもらうことです。

ただそのときに、注意が必要です。

相性の合わない人や感覚が合わない人に分析をお願いしてしまうと、いまひとつ腑に落ちなかったり、納得できなかったりすることがあるかもしれません。

的はずれなアドバイスが返ってきたり、しっくりこないと思ったら、アドバイザーを違う人に変えたほうが良いでしょう。

時間をかけてでも、信頼できるカウンセラーさんやコラージュを専門にされている方を探すことが何より重要である、ということを忘れないでくださいね。

しっかり傾聴していきながらクライアントさんの頭が整理されていき、一緒に納得のいく答えをみつけていくのが本来のスタイルだと私は思っています。

何はともあれ、分析のやり方など気にせず楽しみながらできるのもコラージュ療法の醍醐味でもあるので、ご自分が作る時はとにかく楽しんでやってみてくださいね♪(^^)

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