離婚に至るまでの子供の心境を“体験者”が語る

離婚の悩みというのは、当人にしか分かり得ない迷いや葛藤、怒りや悲しみ虚無感など、状況の経緯や段階においての心境の変化もあり、簡単な問題解決とはいかない事と思います。

投稿者:受講生ミッチェル

精神的な部分と、現実的な状況との折り合いも難しいのではないでしょうか。

離婚に至る理由は様々ですが、もし何らかの理由で迷いがある…

その迷いの理由が「子供の為」「子供がいるから離婚は出来ない」

という状況で、辛い夫婦生活を送られている方。

そんな方に向けて、子供の立場としての目線から感じる事をお伝えしたいと思います。

 


 

私(カウンセリング受講生)が小学3年生の頃、両親が離婚をしました。

最終的に、母から面と向かって「お父さんとお母さん、離婚する」と聞かされた瞬間は、子供心に現実を突きつけられて、心がズキンと痛みましたが、どこかホッとした気持ちが強かったです。

これが本音です。

夫婦仲を修復していける気力と、歩み寄りの余地があるのならば「子供のために」と、お相手を許し歩み寄る覚悟をもって努力をするという選択もあります。

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ここで、まっさらな心に立ち戻って、見つめて頂きたいのは「自分が子供の犠牲となっている」という気持ちがないかどうか…。

子供は、自分のために親が我慢をして、愛のない両親のやり取りを肌で感じさせられる事ほど、傷つくことはありません。

ケンカを繰り返す日々を見せつけられる子供は、自分の心が殴りつけられているような苦しみを味わいます。

お互いの寒々とした、空気は敏感に感じ取ります。

決断の時期が先延ばしになればなるほど、子供の精神への負担も大きくなるのは、親の苦しみや不安が伝わるからです。

そんな状況の中で、経済的な理由や世間的な都合、離婚できない何らかの理由が「子供のために」という言い訳になっていないか?というところを純粋に、見つめて頂きたいと思います。

ご自身はもちろん、お子さんの今後の将来にかかわる決断なので、責任の重さを考えると悩みが深くなるのも、当然のことだと思うのです。

ただ信じて頂きたいのは、子供は親をよく見ていますから、親が自分たちにとって最善の決断をした。という清い姿勢を見せれば、どんな選択であっても理解できるものだと思います。

年齢によっての違いはありますから、子供の性格や精神状況によって配慮の仕方は違ってくるのですが、案外、それぞれの親の立場を冷静に理解していると思います。

子供の幸せ」を願う親の愛は、親自身の幸せがあってこそ、真に伝わるものだと思います。

その部分から目をそらさず、どのような決断をされるに至っても、最善の道はあるはずですので納得できる方向へと導かれることを願います。   

体験記事投稿者:受講卒業生

 

夫婦カウンセリング|夫婦関係の修復や改善、離婚でお悩みの方

 

 離婚問題が子どもに与える影響

投稿:離婚体験者&カウンセリング受講生モカ

子どもは成長する中で、親の価値観や考え方の影響を受けています。

家族がそろって仲良く生活をしていることは、子どもに安心感が与えられますが、両親が毎日言い争いや喧嘩が絶えないという状況を繰り返すことで、子どもの心は傷ついてしまいます。

子供の性質によっては、自立や独立心が芽生え、前向きに考えている子どもも少なからずいるようですが、大人が思う以上に子どもに与える影響は複雑です。

 

目に見えない心のストレス

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両親は大人ですから、これからのことも自分の判断で決めていくことができますが、子どもは未熟で親の判断を仰がなければ、自立に向かって行動をすることが困難です。

信頼していた両親がいつもと違うと感じることで、子どもなりに判断して、親の顔色をうかがって自分がしっかりしないといけないと思い、何事もなく過ごしている子どもや自分が悪いと思いこんで後ろめたさを感じる子もいます。

 

また両親を嫌ってしまい、心を閉ざしてしまう子もいます。

家庭環境が変わるために社会とのかかわりをやめてしまい、部屋に閉じこもることを選んでしまうなど、親の離婚が子どもの将来に影響がでる場合もあります。

親の離婚問題により、親の決断に振り回される子供は、ストレスを感じてることになるのです。

深刻な状況として挙げられるのが、急性ストレス障害(ASD)心的外傷後ストレス障害(PTSD)という心の病気になってしまう場合もあるということです。

そうならないためにも、親としてはしっかり子どもと向き合い心のケアを大切に考えていく必要があります。

 

自分自身も大変で余裕はないと思いますが、大切な子供の生涯に多大にな影響を与えてしまう危険性は十分にあるので、是非とも心がけたい事柄です。

離婚後の不安は子どもにもありますから、子どもの意見を尊重しながら、安心感を持てるように話していかなければなりません。

少しでも変化を感じたら、親以外の人に話せる環境を作ってあげるのも一つの方法です。

祖父母など信頼のおける人や、子どもの気持ちに寄り添い、理解してもらえるカウンセリングなどの対策を考えましょう。

ただし、子供が心を開ける相手や環境であることが大切です。

 

経済的影響

シングルマザーになるわけですから、今までと同じような暮らしができるかどうか…?という点が気になりますよね。

それが邪魔をして、なかなか行動できない…という方は多いです。

そんな時は、離婚前から市町村役場で、母子支援相談など経済的なことを相談できますし、離婚後は、児童扶養手当など利用できる制度もありますから、市町村役場を訪ねてみると良いですよ。

またハローワークにて、就職活動の支援を活用するのも1つの方法です。

一人で行動するのは不安、安心して行動できるよう助言やアドバイスしてほしい方は、わたしのようにカウンセリングを受けてみるのも良いかもしれません。

どの選択を選んでも、子供のために、そしてやっとの思いで決意した離婚を後悔しないためにも、事前にきっちりと準備をしながら、心と経済的なゆとりを持てるように行動していきましょう。