元気が出ないのはセロトニン不足!?
(受講生さんの投稿)
「近頃なんだか元気が出ないなぁ」と感じていませんか?
特に冬場は日照時間が少なくなり、お日様の光に当たる機会が減ってしまうと「元気が出なくなる」ことは、医学的な面からも言われています。
太陽光を浴びることで活性化され元気のもととなる脳内ホルモン「セロトニン」が減ってしまう事が原因の一つです。
人間は、自然のリズムに沿って共存し進化してきた存在だからこそ、そのリズムから離れると心や身体に影響が出るのも不思議ではないですよね。
身体が縮こまっていると力が入り血の巡りも滞ってきます。朝日を浴びて伸びをして太陽の温かさを感じられたら清々しい気分になります。
幸せホルモンと呼ばれるセロトニン
セロトニンとは人間の精神面に大きな影響を与え、心を落ち着かせたり心身に幸福感が得られるという神経伝達物質のことです。
緊張や興奮、イライラを抑えバランスを整える役割があり、現代で増えているうつ病はこのセロトニン不足が大きな要因の一つとされています。
セロトニンを活性させるとストレスの軽減や心が安らぎ、顔の表情までもイキイキとしてくる作用から幸福ホルモンと呼ばれています。
セロトニンを増やすには、様々な方法が伝えられています。
規則正しい生活、太陽光を浴びる(ウォーキング)、リズミカルな反復運動をする、ものをよく噛む、人との会話、笑顔、スキンシップなどがセロトニンの分泌を高めると言われています。
笑顔の力でセロトニンアップ❢
笑顔を作ることでもセロトニンを増やすことが出来るのです。
笑顔が脳に届くと「楽しい」時に出るホルモンが自然と生まれてリラックスし気持ちにも変化が現れます。
顔の筋肉に適度な緊張と刺激を加えると、免疫力を高めストレス解消にもつながると言われています。
私自身も元気が出ないときは形から入って口角を上げて笑顔を作ると気分が変わることを経験した一人です^^
鏡の前で顔の筋肉を動かし微笑んでみると何か変化が得られるかもしれません♪心地よいと感じる方法は人により違いますが気になった方は試してみて下さいね♪^^
本来は自然のリズムに合った生活を送ることが「セロトニン」を作用させ、生活の質を高める近道となります。
でも忙しい日々の中では、そのリズムを保つのが難しい時もあるかもしれません。
ご自分にとって取り入れやすい方法で、生活にプラスしてバランスをとることは大切ですね。
朝日を浴びながらのウォーキング
五感への刺激がセロトニンを増やす
セロトニンを増やす方法として共通しているのは人間の感覚を刺激する行動です。
幸せホルモンは私たちに備わっている五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)に通じているのです。
便利な時代になりコンピューターや機械に頼ることは当たり前で昔の人の暮らしに比べると感覚が鈍くなるライフスタイルに偏りがちかもしれないですね。
長時間のパソコン仕事や携帯ゲーム等、同じ姿勢で息をつめて行なう作業はセロトニンの衰えに繋がります。
外部からの刺激を減らし、自分の感覚に意識を向ける
情報化社会の中で外部の刺激に合わせていると多くの影響を受け過ぎて心身が疲れてくるのは無理もないことです。
テレビにインターネット、24時間営業しているお店も増え便利な分、必要以上に受け取り過ぎていることもありますよね。
何かを取り入れる前に、まず不要なモノを捨てて遮断することは五感を働かせるには大切なことです。
感覚を刺激しセロトニンを増やすという意味で呼吸法もおすすめです。
呼吸法は、自分の内側に意識を向け感覚をクリアにしてくれます。研究者も呼吸法によるセロトニン活性に注目していて「吐くこと」に重点を置いた腹式呼吸をすすめています。
感覚を刺激する時間を持つことが、セロトニンを増やし幸福感を作り出すというメカニズムから言うと日々の幸せは自分の中にあるものだと考えることが出来そうですね。