朝すっきり起きれない

☘朝目覚めた時、憂鬱な気分になる
☘スッキリ気持ちよく起きれない

そんな経験はありませんか?

朝さわやかに目覚められれば、その日一日を気持ち良く過ごせることも多いのですが、憂鬱な気分で目覚めてしまうと、その日のほとんどをすっきりしないまま過ごしてしまうことにもなるので、寝起きの状態は大切です。

朝がスッキリ起きれないというだけでそんなに深刻に考えなくても…と思うかもしれませんが、「なんとかならないだろうか」と悩んでいる方は結構多くいらっしゃいます。

一日の始まりはその日の気分を左右するぐらい重要なことでもあるので、本日は『朝スッキリ起きられない』ことについて、視点を変えて書いてみたいと思います。

今回は「疲れすぎて起きれない / 睡眠時間が短くて起きれない」という肉体的疲労によるものではなく、「常に心配事がある / 朝起きると憂鬱でやる気が起きない」という精神的疲労に向けて書いています。

朝スッキリ起きられない時に考えられる原因

朝スッキリ起きられない原因のひとつに、睡眠の質が落ちてしっかり眠れていないことがあります。

一般的に『夜ぐっすり眠れるためにすること』として、
・午前中に太陽の光を浴びる
・晩ごはんは食べすぎないようにする
・お風呂は就寝の1~2時間前に入る
・寝室は気持ちの安らぐ雰囲気にする
・寝る前に音楽や香りでリラックスする
などがよく知られていますよね。

また避けたい項目には、
・深酒をしない
・寝る前にブルーライトを浴びない
・カフェインは控える
・考え事をしない
など、気持ちよく眠ってスッキリと目覚めるための方法は、調べれば他にもたくさんあると思います。

ところが、それらの知識は知っているけど、実際にはしっかりと睡眠が取れなかったり、わかっているけどついつい…になったりしていませんか?

少しやってみたけど効果が感じられなくて続かない人、面倒で試したこともなかったり、楽しいことを我慢したくなくてやらなかったりという人も多いです。

そんな人に知って欲しいのは、『毎日頑張っている自分に少しでもご褒美をあげるのは悪いことではない』ということです。

携帯やパソコンで誰かとお話したり、動画を見たりと…ブルーライトが良くないとわかっていても、それを我慢したら今度は違うストレスがたまります。

今の時代に『スマホを見てはいけない』というほうがムリがありますよね^^;

他には、お風呂にしても朝が早かったり時間に余裕がないからとシャワーだけで済ませてしまったり、やることがたくさんあるからとリラックスしてゆっくり入ることなく、慌ただしく出てしまうこともあるでしょう。

実は、この寝る前のリラックスが眠りの質を良くします。特に精神的疲労にはとても重要な役割をしています。

いざ寝ようとしてベッドに入っても、不安や心配事が次々浮かんできて憂鬱な気持ちになり、なかなか寝付けないということはありませんか?

神経がリラックスできないまま寝ると、深く良い眠りにつけず眠りが浅い質の悪い睡眠になり、起きる時もスッキリ起きられなくなってしまいます。

身体は疲れて休みたいのに、神経がリラックスできずに良い睡眠がとれないということは、疲れが取れないばかりか、それが続くと疲労が蓄積されてしまいます。

人間は眠っている時に身体の細胞を修復し活力を戻そうとするので、しっかり眠ることはとても大切です。

ネガティブが頭を支配してしまう時は…

ベッドに入ると眠れない、ついマイナスのことをあれこれ考えて寝付けなくなるという時は、ムリに寝ようとすると逆効果なので、思い切って座ってみましょう。できれば少しだけ本を読んだり外の景色を眺めてみるのも良いですね。
 
そうしていると今まで頭を支配していたマイナスの考えがすっと消えて他のことを考えられるようになります。仕切り直しと同じく姿勢を変えると前向きにもなれるということです。もちろん横になるから後ろ向きというわけではありませんよ^^;

リラックスした質の良い眠りは、身体にも心にも良い効果をもたらすと分かっているのに、このまま繰り返して悪循環になるのはもったいないですよね。

一般的な『よく眠れる方法』はどこにでも書かれていると思いますので、ここでは少し違う視点からお話しようと思います。

わかっていてもやめられない寝る前の環境をムリに抜け出そうとするより、起きるときに気持ちよく起きられることを考えてみるという考え方です。

今のあなたに足りないもの!?それは…

もしかして今のあなたは、
◎好きな人がいない
◎やりがいを感じられない
◎目標がない
◎未来が見えない
という『ないない状態』にありませんか?

そんな時は『ワクワクするものを探す』のが良いかもしれません。

“ない”と思っているものは、本当にないのでしょうか?
本当はあるのに、見つけられていないだけかもしれませんね。

「そんなことを考えるのも大変だ!」と思うかもしれませんが、わかっていてもなかなか習慣を変えられないのであれば、思い切って違うことに目を向けてみるのはいかがでしょうか?

意外と「自分のことは自分が一番わかっていなかった」という人は多いです。

人に合わせて望んでもいない”付き合い”を優先して、クタクタに疲れている人は、特にやってみてください。

寝る前に好きなことを我慢したり、スッキリ起きる工夫を “頭” で考えるより、自然に飛び起きたくなるような、こころが自然に反応するようなそんなものを見つけてみるのも一つの方法かもしれません。

「たったそれだけのことで信じられない!」と思うかもしれませんが、“たったそれだけ” のことで朝起きるのが楽しくなることもあるのです。

最初は「ワクワクすることなんてない」と思っていても、次第に「ワクワクすることを探すことにワクワクする」人もいます。

これは、実際のケースとして心癒しんゆでも何人もの人が実証済みですよ^^

今はなくても、とりあえず探してみる。
何もしないうちから諦めず、一度は真剣に探してみる^^

あなたも見つからないと思っているのは「そう思い込んでいるだけ」かもしれませんよ。

朝スッキリ起きられないときの2つの対策

好きな人やあこがれの人がいる時は、ただそれだけで幸せを感じられるので、早起きして身だしなみを整えようとか、きれいに見られたい意識からスッキリ起きられるのではないでしょうか?

でも「現在そんな人はいない」時は困りますよね?

探してすぐに見つかれば苦労はしませんが、そういうときに簡単に現れるとは限らないし、相手があることは相手のペースに合わせる必要もあるので、なかなか思い通りに進まないことが多いです。

そんな時こそ、先程のないない状態の項目に書いた『目標』『やりがい』『未来』を探してみてください。

誰かに合わせて振り回されることなく、自分のペースで進める方法があるとすれば、試してみる価値はありますよね。

毎日「つまらない / なにもやる気が起きない」…そんな気分では、快晴の朝に起きても楽しくないですし、目覚めも悪くなります。

それは、起きる意味も生きる希望も見えないからかもしれません。

だからこそ、あえてそれを作ってみましょうd(゚-゚*)b♪

日常でできる楽しいことを見つける

いま日常を過ごしている中で、何をしているときが一番楽しいですか?

「すごく楽しい!」でなくて良いのです。「なんかちょっと楽しい」で良いのです。

ちょっと楽しい方がリラックス効果があり、心も落ち着きやすいですから。

すぐに思いつかない人は、とりあえずなにか一つだけでも楽しみを探してみてください。

「何も楽しいと思えることがない」「とてもそういう気分になれない」…または「楽しいことの探し方がわからない」という方はご相談ください。

最初は「見つからないです」とか「趣味らしい趣味がないんです」というクライアントさんが、紙に自由に書き出してもらいながらカウンセリングを進めていくと、その日のうちに見つかったという例もありますから^^

ちゃんと探せていないだけだったり、自分自身を客観的にみていなかっただけ、ということもあります。

あなたの中に眠っている “宝もの” を一緒に見つけましょう^^ 

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朝できる楽しみを見つける

出かける準備や家事などで朝は忙しい人が多いと思いますが、ほんの少し早起きしてでも、わずかな時間であっても、朝できることを見つけてみましょう。

◎今までつい夜遅くまで読んでいた本の続きを朝にとっておく
◎なりたい自分になるための情報収集や勉強を10分だけやる
◎楽しいと思える趣味を朝に少しだけやる

など、朝一番に楽しいと思えることを持ってくるようにします。

起きてすぐ好きなことをして「楽しい」と思えることがわずかな時間でもできたら、起きるのが楽しくなり、一日を前向きに過ごせるきっかけとなるかもしれません。

自己肯定感を高めると目覚めも良くなる

「目標がない」「やりがいを見つけられない」「未来がみえない」という状況にある人は、自己肯定感が低くなっていることが多いです。

自己否定が強くなっている時やメンタルが弱っている時は、なかなか『楽しいこと』を見つけられないかもしれませんし、「見つけないといけない」と思わなくても大丈夫です。

ムリに頑張ることで逆効果になる場合もあるからです。

そういう時は
 □ 朝起きたら歯を磨く
 □ 顔を洗う
 □ 服を着替える
 □ 朝ご飯を食べる
 □ コップ一杯の水を飲む
 □ 朝日を浴びる
のようなチェックリストを作って、出来た項目に○をあげてみてください。

それだけで知らないうちに、できている自分に意識が働くようになり、少し前向きになれたり自信がついてきたりします。

それが当たり前に続けられるようになったら、もう少しステップをあげて内容を充実していきましょう。

ついつい先延ばしにしていたことやなかなか取り組めない事は、夜にムリして頑張るより、朝に少しだけ早起きして向き合ってみてください。

朝のほうが集中力が増し、効率よく進められると思いますよ。

心身ともに疲れている夜より、少しでも気力が回復した朝のほうが頭はスッキリしていますから。

わたしも新しい企画やアイディア、記事を書く時は朝が多いですが、その方がいつも良い結果につながります。

下記に関連記事もあるので、ご興味あれば合わせて読んでみてくださいね^^

難しく考えるのではなく、単純に「そういうことか!」と落とし込むほうが早く解決できる人もいると思います。

今回は自力でなんとかしたい人に向け、そこに焦点を合わせて書いています。

朝スッキリ起きれない原因が深刻な心因性の方は、自力でなんとかしようと間違った方法でさらに深刻化しないためにも、きちんと専門家に話を聞いてもらうほうが安心です。

ただし、そこでひとつ注意して欲しいことがあります。

病院に行くとお薬を処方されることが多いですし、最近は普通に薬局で眠るためのお薬が簡単に手に入ります。

薬物療法は一時的なものなら良いですが、依存になると今度はそこから抜け出すのにとても苦労するケースがよくあります。

「よく眠れない」「朝スッキリ起きれない」と深刻に悩んでいる方は、ご自身の状況に合わせて、心療内科、メンタルカウンセリングなどを選ぶと良いでしょう。

意志の強い方や短期間だけと決められる方は、そのほうが早い場合もありますので、よく考えて決めてくださいね。

深刻になる前段階として、心癒しんゆカウンセリングでもご相談を受けています。薬に頼らずご自身で改善したいという方はご相談ください。

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