『遠慮=気遣い』ではない?

こんにちは、心理カウンセラーの麗令です。

突然ですが「気づかいと遠慮の違いは何ですか?」と聞かれたらなんと答えますか?
改めて聞かれるとちょっと考えてしまうかもしれませんね。

一見どっちも同じような意味合いにも思えてしまうこれらの言葉の意味ですが、使い方を間違えると困ってしまうこともあるかもしれません^^;

本日は、遠慮と気遣いについて実際のクライアントさんの例を交えながらまとめていきたいと思います。

 “遠慮” は自分目線になっている場合も…

伝えたいとは思っていてもなかなか言葉にできなかった経験はありませんか?

遠慮

本当は必要だけど、
「いります!」とは言えかったり…

他にも

・背中にゴミが付いていますよ
・ここ間違っていますよ
という教える系、

・これどうしたら良いですか?
・お飲み物いかがですか?
というお伺い系も…

『何も言わない=言えない』のは問題が解決しないうえ、もしかすると逆に誤解をされて損をしてしまうことがあるかもしれません(>_<)

相手に伝えることによって、「自分がどう思われるか気になる/嫌われたくない」という気持ちがどこかに隠れているのかもしれませんね。

それはベクトルが自分に向いていることになります。

「言いたいのに怖くて言えない」「イヤな人に思われたくないから言わない」と我慢することは、自分目線での思考ともいえます。

言えない我慢はあなたにとってもストレスになりますし、相手になにも伝わっていないので環境が変わることもありません。

後で「言ってくれたら良かったのに!」とさらに責められたら…目も当てられませんよね^^;

心癒カウンセリングでも「真意が伝わらなくて誤解されるのがつらい」「遠慮することが多いのに気がつけば距離を置かれてしまって寂しい思いをしている」というご相談は少なくありません。

コミュニケーションがうまくいかないと感じている人全てに当てはまる訳ではありませんが、思い当たる人もいるのではないでしょうか?

“気遣い”は相手目線

気遣いは相手をおもいやり、意識とベクトルを相手目線で考え伝えることです。

気遣いのよくできる人は、相手をよく観察している人が多いです。

よく観察していると必然と相手が求めていること、必要としていることがわかってくるからなのでしょう。

自分が相手に伝えたい事ではなく、たとえ言いにくいことでもその人のためになることなら、伝え方を考えてきちんと伝えることがポイントです。

Q:相手が伝えて欲しいこととは?

A:自分だったら伝えてほしいと思うことが、相手も伝えて欲しいこと

「知らなかったら恥ずかしい思いをしていた」「早く伝えてもらったおかげで助かった !」そういう経験はありませんか?

それを教えてくれた相手には、不愉快に思うどころか感謝しますよね。

言おうかどうか迷ってしまった時には、「自分だったらそれを伝えてほしいかどうか?」と置き換えてみるとわかりやすいと思いますd(゚-゚*)b

ご相談者さんの中にも相手をよく見ないで言葉を発してしまい、そんなつもりはまったくないのに誤解されたり、気がついたら距離を置かれてしまうというケースが見られました。

気遣いは相手目線なので、きちんと使いこなせばコミュニケーションもうまくいくはずなのですが、そこを取り違えてしまうと空回りしてしまうことにもなるので注意は必要ですね。

もちろん人によって捉え方や受け取り方が違うので、これが正解というのはありませんが、いつもの言葉にほんの一言を添えるだけでも、受け取る方も気持ちは変わります。

気づかいを相手に心地よく伝えられるこころ使いができるようになると、人間関係はさらに良くなることでしょう。

間違っても伝える勇気

伝える勇気

お伝えしたいのは、まずなによりも遠慮せず『相手の想いを訊く』ことと『あなたの想いを伝えることです。

それにより相手に喜ばれるたり問題が解決したりと、自分も含め係わるすべての人にも良い方向に向かうということですね^^

「良かったらこれをどうぞ!」 「なにかお手伝いすることはないでしょうか?」

なども状況によっては、相手に喜ばれたり感謝されることもあるでしょう。

クライアントさんの中には、職場でわからないことをそのままにしてトラブルを起こしてしまい、同僚や上司に迷惑をかけてしまった結果、何度も繰り返してしまううちに周りから冷たい対応を受けて辛いという方もいました。

今では改善トレーニングの結果、自分から声がけをしたり、わからないことはすぐ勇気を出して質問することで、トラブルはなくなり周りの人との摩擦もいじめもなくなったそうです。

恋愛においても「お互いに好きなのに気づかいの “その一言” を伝えられずギクシャクしてしまった」「その繰り返しで気持ちがすれ違ってしまった」ということでしたが、今では良い距離感を保って穏やかにお付き合いを続けているとご報告をいただきました^^

人とのコミュニケーションは自分から踏み込んでいくことで、思いのほかスムーズに進んでいくこともあります。

相手を想うことなら、遠慮せずに思い切って声をかけてみましょう。

きっとそのほうが、お相手との距離感もぐんと近くなると思います。

あなたの優しさと想いが相手にちゃんと伝わるようになるといいですね^^

「なかなか勇気が出ない」「頭ではわかっているけど思うように行動ができない」という方は、一度ご相談ください。

その遠慮してしまう思考は、今までに培ってきた生育歴の中に原因があるのかもしれません。その原因を明確にすることで、今まで思い通りの結果にならなかった理由がわかると思いますよ^^

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